スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
人気blogランキング | トラックバック(-) | コメント(-)

【ビジネス書レビュー】 日経ビジネス(2月27日号)

強い企業(製造業)は、社員の一人一人が高いレベルを保てる環境にあり。これはオイラが営業で大手の技術者や生産管理の方々と接した中で感じた事です。個人の平均能力が高い事に加え、その企業が積み上げてきた技能や業務プロセスを、皆が共有できる環境やリソースが整っている事が、最も大きな理由だと思っています。
大手でもパッとしない所は、同じ問題をいつまでも時間をかけて、ウジウジとやる所が多いです。営業としては、追求や報告書等へのキツイ要求が少なく、なあなあで済む後者の方が楽でいいのですけどね・・・。


日経ビジネスNo1330

日経ビジネス 2006年2月27日号(No.1330)
今回の特集は、『デンソー 強さを当たり前にする会社』です。卑しくも同じ製造業に属するオイラには、業務プロセスやシステムの一端を見るだけでも、ウチではありえない・・・と感じる程のレベル差があります。連載記事の『宴の後』は今週も面白い。巻末には、丹羽宇一朗氏がまたまた『官』を切ってくれます。

では、その中からピックアップするのは・・・。
・底辺に広がる危機のシグナル
・半導体敗れて装置あり

■底辺に広がる危機のシグナル
原油高は、様々な産業に影響を与えています。身近な所では、ガソリンスタンドの閉鎖が目に付きますが、模様染め京友禅に必要な蒸し水洗工程で使われる燃料、水産会社の肝である船の燃料、運輸会社のトラック燃料、レジ袋の原料の高騰が企業努力の範疇を超え、業績悪化や倒産を招いております。

どれも中小の組合や地方産業として、地道な経営を続けている業種ばかりですが、こうした産業にも競争力向上とはまた違う、内なる要因に基づく業界再編・統合の波が押し寄せているのを感じます。

その一方で、実際は値段程の需給ギャップは無い、との意見もあります。原油市場への投機的資金の流入により、約15ドルは値上がりしていると見ております。株も同じですが、参加者の増大により、上下の振れ幅とスピードが、10年前からは比べようも無くなっています。
オイラは体験した事の無いオイルショック。企業のリスクヘッジ、生産・コスト管理技術の進歩により、緩和されているのでしょう。ガソリン高ぇ~と感じるだけなのが救いです。

<
石油の経済学―原油高騰に打ち克つ
萩田 穣
アートデイズ (2004/12)


■半導体敗れて装置あり
1990年代、韓国企業にDRAM半導体のマーケット占有を許した事から日の丸半導体は凋落の一途でした。しかし半導体自体は儲からずとも、それを製造する装置メーカが世界的にも大躍進を遂げています。オイラの顧客もこうしたメーカが中心で、各社大きな受注残を抱え、大忙しの活況です。
化学・物理・機械・制御・ソフト・製造技術等の総合力が装置の性能に顕れます。という事は日本の企業の最も得意とする所であります。液晶やPDP、有機EL等の製造装置にも同じ事が言えます。

マジでこのコア産業を中国や韓国、台湾には譲ってはならないという思いがあります。装置は上記への輸出も多く、数年前の装置であればコピーされてほぼ半値で出てきます。負けるなニッポン!!

余談ですが、液晶やPDPの8世代ガラスを扱う装置はとにかく巨大です。生産性向上の為、如何に速く流すか、回すかといった所が重要で、それらが高速で動く様は圧巻です。しかもミクロンオーダーの高精度で。我等メーカの人間は立ち上げを支援する場合もあるのですが、暴走したらそら大変。人の怪我には一番注意しますが、機械を壊す事もあり、大型のパワーでバキバキなぎ倒していきます。そして納期に追われ、コストに追われ。



はじめての半導体製造装置
前田 和夫
工業調査会 (1999/03)
売り上げランキング: 33,141
スポンサーサイト
人気blogランキング | トラックバック(0) | コメント(0)
≪前のレビュー| TOPへ戻る | 次のレビュー ≫

コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL
http://bluce.blog15.fc2.com/tb.php/66-77707309
| TOPへ戻る |
文字列で検索
since 05/07/23